優しく殺してKilling me softly ニッキ・フレンチ 角川文庫 ★★★★★

主人公アリスの視点から描かれているので、映画よりさらに心理描写などにリアリティがある。
アリスをカマトトや悲劇のヒロインぶった女にしてないところに好感が持てるし感情移入できる。
出会った瞬間から理屈ぬきでのめりこんでしまい、理性では別れたほうがいいとわかっていても
それができない一種熱病のような恋愛について、映画のページで感想を書いたが、
原作はもっと現実的で、アリスが仕事や友人や趣味といった自分の世界を放り出して
アダムとの関係にハマっていくプロセスがリアルに描かれている。
ラストも原作のほうがシビアだがカタルシスがあってよい。
[PR]
by gloriaxx | 2004-11-03 14:17 | 評価 ★5


<< マンハッタンでキスKissin... ショットガンと女 藤原信也 集... >>